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Jan 31, 2006

光と影だけにしてみる

田んぼ一面が氷で覆われる

木々の陰を落とした強烈な光がさし込む

光と影が際立つようにしその強いエナジーを表現する

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※大正、昭和にわたり「報道写真」の分野を確立した、写真家であり編集者でもあった名取洋之助。この生涯を詳細に記録した本「わがままいっぱい名取洋之助」を今日読み終えました。木村伊兵衛や土門拳など、今は無き偉人たちの先頭に立って一時代を築き、短い生涯のなかで、実に濃厚な人生を生き抜いた人物のお話です。

"写真は記号で、文章と合わさってはじめて意味を持つ"というフォトジャーナリスト独特の考え方で、ある部分では相容れない考え方もありましたが、ものを仕上げるための情熱、編集・構成の重要性については、写真展をする上でとても参考になりました。とことん「こだわる」という姿勢は、私もこれから貫いていこうと思います。

初版本に近い貴重なこの本をお貸しいただいた、本文中に登場する名取洋之助後年の弟子「Ⅰ」さんの奥様に、心から感謝を申し上げたいと思います。

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Comments

あそさん、こんばんは。
面白いです。

3行の詩と、自然系の写真をとるヒトが、ジャーナリストカメラマンの写真に関する書籍を読むこと自体が。

でも、写真を撮ること、という少し大きな共通点があるので、もっと広い世間からすると、同じなのかもしれませんね。

ブログを初めて半月ですが、やっぱりブログって、ヲタつながりなのは否めないじゃないですか?私は1級建築士受験ブロガーというカテゴリですが、なんか、それを崩す、カテゴリーキラー的な動きがあっても良いのではないかな?と思うんです。

仕事上の必要で、検索をかけると大抵はブログが引っかかるんですが、面白いのが本当にたくさんある。

情報を発信している所に、情報は集まるし、これをリンクさせると、本当に違う世界が出来ると思うんです。

もう少し、“企画”したほうが良いとは思いますが、早いとこ、会社でも始めましょうよ。

Posted by: すみ | Jan 31, 2006 at 11:46 PM

すみさん;年に一回、ワシントンのつながりで忘年会があるのですが、亡くなった「Ⅰ」さんの奥様とお会いする機会があり、いつも生前の話で盛り上がります。(一緒にワシントンへ行った仲です。)
打ち合わせでの「Ⅰ」さんのお話からは、「・・君」呼ばわりで、いつもビックネームの写真家の名前が飛び出し、「この人はどういう人なんだ、すごい!」と思っていたんですが、こんなにすごいとは・・・、改めて本を読み知りました。
もう少しいっしょにお仕事させてもらえればと今でも思っています。何しろ、私の写真を認めてくれていましたから。

Posted by: masaru aso | Feb 01, 2006 at 12:46 AM

亡くなった、犬伏さんは、本当に素晴らしい方でした。

私も、名古屋の道路関係のPR館をお手伝いさせていただきましたが、本当に学ぶ所大。です。
まったく何が素晴らしいかって、生涯現役でいらっしゃったことだと思います。
私の知っている誰もが、もっと一緒に仕事をしたかったと思っていると思います。

さういうひとにわたしはなりたい。

Posted by: すみ | Feb 01, 2006 at 01:09 AM

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